金属製のスプーンを使っても
傷が付きにくい漆器。
素朴な布の風合いが
味わい深いモダンなプレート。

独自の技法を用いた
モダンな商品の開発で注目。
被災した工房を整え直し
職人たちと制作再開。

 『ハーベスト』は、能登半島被災地に「選べるギフトカード」を贈る取り組みを企画。たくさんの人たちの賛同によって、石川県輪島市に届けることができました。その際、輪島市の伝統産業である輪島塗の仕事に携わる人たちの被害も大きく、存続が危ぶまれていることを知りました。輪島塗を絶やしたくないという職人や漆器店の思いに触れ、輪島塗と出合う機会をつくることを通して産地を応援するプロジェクトをスタートさせました。ご購入いただくことが、職人の手仕事の技や能登半島の文化を守ることにつながります。
 「輪島キリモト」は、江戸時代から輪島塗の製造に関わる仕事を代々続けてきた歴史を持ちます。現在7代目の桐本泰一さんが、木地師や塗師などの自社職人とともに、輪島塗の伝統的な技を生かした独自の技法や漆器のイメージを変える商品の開発に挑戦しており、注目を集めています。能登半島地震では、商品の破損に加え、製造設備や道具、素材などに被害がありました。
 「今の暮らしのなかになじむ使いやすい漆器」をコンセプトとする同社の「漆布みせプレート」を紹介します。

独自の「布みせ仕上げ」で
豊かな表情と強い表面をつくる。
現代の食卓に合うデザインで
若い世代にも人気。

 「漆布みせプレート」は、伝統的な技法「布着せ」を応用して考案した独自の「布みせ仕上げ」を用いて作るプレートです。「布着せ」は、椀の上縁など弱い部分に布を貼り付けて補強する技法で、下地に施されるため、布が使われていることは外見からは分かりません。一方、仕上げの工程で布を貼る「布みせ」は、布目が独特の質感と表情を作り出します。
 繊維メーカーに特注する厚みのある麻布を貼り、輪島産の珪藻土を原料とする「地の粉」で強度を高め、漆を塗り込むことを重ねます。素朴な布の風合いと、現代の食卓に合うモダンなデザインが魅力です。表面は漆では珍しいアイボリー、綿を貼った裏面は黒です。傷が付きにくいのも特長で、金属製のフォークやスプーンを使うことができます。料理を直接盛り付けたり、小鉢や豆皿を載せたり、テーブルコーディネートの楽しみが広がるプレートです。

いつもの家庭の食卓で活躍する
使いやすくて、お洒落な漆器。

いつもの家庭の食卓で活躍する
使いやすくて、お洒落な漆器。

 使い込むにつれ、少しずつ布目がはっきりと見えてきます。経年美化の味わいを楽しみながら、長く使っていただきたいプレートです。食卓をお洒落な雰囲気に演出してくれる、あると便利な一枚です。

商品のご購入は【こちら】

いつもの家庭の食卓で活躍する
使いやすくて、お洒落な漆器。

 使い込むにつれ、少しずつ布目がはっきりと見えてきます。経年美化の味わいを楽しみながら、長く使っていただきたいプレートです。食卓をお洒落な雰囲気に演出してくれる、あると便利な一枚です。

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