つやつやと美しい
朱と黒のシンプルな椀。
手や唇に優しい
使い心地の良さも魅力。

能登半島地震の被害で
5千点もの商品が破損。
職人たちとのつながりを
大切にしながら制作を再開。

 『ハーベスト』は、能登半島被災地に「選べるギフトカード」を贈る取り組みを企画。たくさんの人たちの賛同によって、石川県輪島市に届けることができました。その際、輪島市の伝統産業である輪島塗の仕事に携わる人たちの被害も大きく、存続が危ぶまれていることを知りました。輪島塗を絶やしたくないという職人や漆器店の思いに触れ、輪島塗と出合う機会をつくることを通して産地を応援するプロジェクトをスタートさせました。ご購入いただくことが、職人の手仕事の技や能登半島の文化を守ることにつながります。
 輪島市に2店舗を持つ「大藤漆器店」は、5千点にも上る商品を破損する被害がありました。輪島塗は、木地師、塗師、沈金師、蒔絵師など、工程ごとに専門の職人が技を重ねる分業制で制作を行います。職人とのつながりを大切にしてきた同店は、被災して工房を失った職人のための作業場を用意するなどして、制作を再開。同店が「家庭で使いやすい」をコンセプトに、企画やデザインを考え、それらを具現化できる技術を持つ各分野の職人に依頼して仕上げた「夫婦椀」を紹介します。

軽くて丈夫な椀の秘訣は
透けるほど薄い木地に「本堅地」。
塗り重ねてまとわせた漆の光沢が
普段の食卓をワンランク上に。

 この「夫婦椀」は、普段の食事で使いやすいシンプルなデザインです。光沢をまとった深みのある朱と黒が、家庭の食卓を素敵に演出します。ふっくらとした丸みのある形は手にフィットし、汁を飲むときに唇をあてると、樹脂や焼き物の器とは異なる心地良い感触があります。
 工程ごとに専門の職人が技と丁寧な仕事を重ね、「夫婦椀」は生まれます。木地師は椀に最も適しているケヤキをくり抜き、透けるほどに薄い木地を作ります。この薄さが軽さの秘訣です。上縁などの弱い部分に布を貼る「布着せ」をした上に、輪島産の珪藻土を原料とする「地の粉」を混ぜた漆を塗り重ねる「本堅地」を施します。こうしてでき上った丈夫な下地に、塗師が漆を塗る、乾かす、研ぐを繰り返し、最後に上塗りを施すと、滑らかな質感とつやつやとした美しさが生まれます。

購入後の修理も対応可能。
一生ものになる堅牢優美な椀。

購入後の修理も対応可能。
一生ものになる堅牢優美な椀。

 伝統的な輪島塗ならではの良さが詰まった堅牢優美な椀を桐箱入りでお届けします。購入後の修理にも対応しており、一生ものとしてお使いいただけます。結婚や賀寿のお祝いの贈り物にもおすすめです。

商品のご購入は【こちら】

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