しっとり食感と
強い甘み、上品な味が
自慢の「幻の芋」。

新居浜市沖の大島で
主食用に育てられていた
蜜芋タイプの
サツマイモが特産品に。

 「七福芋」は「幻の芋」といわれているサツマイモです。新居浜市北東部に位置する黒島港から船で約15分、周囲約10キロメートルの小さな島「大島」で栽培されています。生産量が少なく、市場に出回るのはごくわずかで、購入が難しいばかりか、目にする機会もほとんどないことから「幻の芋」といわれるようになりました。七福芋は肉質がしっとりしていて甘みが強い七福という品種で、糖度は15度、メロンと同じくらいだそうです。安納芋に代表される「蜜芋タイプ」ですが、甘みがしつこくなく、上品な味わいが特長です。
 そもそもは島の人が自家用として栽培していましたが、平成に入って新居浜市の特産品としての生産が始まりました。ピーク時には出荷量が37トンもあったものの、島の人口減少と高齢化が進むにつれ生産する人も量も減ってしまいました。「新居浜の特産品である七福芋を守り、広めたい」と、「七福芋本舗」が生産や加工品づくりに取り組んでいます。年間生産量は同社の2.5トンを含めて島全体で5トン。そのうち生芋で販売する量には限りがあり、かなり希少です。

他の地域では
同じ味は作れない!
焼き芋にすると
まるでスイーツ。

 「七福芋」を大島以外の場所で栽培したところ、大島産と同じように味のいいものは作れなかったそうです。「大島の土の力、島に降り注ぐ太陽と雨の恵みでおいしくなるのだと思います」。「七福芋本舗」の若いスタッフはそう話しますが、丹精しなければ良いものは作れません。七福芋の栽培を長く続けてきた島の人の農作業を手本にし、ときにアドバイスをもらい、大事に育てています。2月に行う苗を育てるための床伏せから始まり、土を耕し、苗を植えます。そして10、11月の収穫時期まで天候を見ながら世話をし、イノシシ被害から守り続けます。収穫後は、貯蔵庫の温度管理をしながら食べごろになるまで寝かせます。
 「七福芋」の良さを最も味わえるのは焼き芋です。口に入れた瞬間から強い甘みを感じるというよりは、雑味のない甘さが放物線を描くようにじわりと広がるイメージ。極上のスイーツを思わせる、クリーミーさと甘さが楽しめます。

数量限定で食べごろをお届け。
この出会いをお見逃しなく!

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 「七福芋本舗」が『ハーベスト』に、生の「七福芋」を数量限定で用意してくれました。熟成させて甘みを引き出した食べごろの七福芋を産地直送でお届けします。「幻の芋」を味わえるこの機会は見逃せません。焼き芋や蒸かし芋などで、そのおいしさをお試しください。

商品のご購入は【こちら】

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